今月の広報たからづか。特集は、「手続きをもっとスマートに。」
市の窓口業務のデジタル化が進み、市役所に行かなくてもいい手続きが増えているという記事が掲載されていました。
いつでもどこでも手続きができるというのは本当にありがたい。窓口での待ち時間や、書類の不備で何度も市役所に行く羽目になるということが無くなるかと思うと、手続きの負担が一気に軽くなるような気がします。
市役所に行かなくてもよくなる、という取り組みとはうらはら、宝塚市役所には、そこに行かないといけない。そう、どうしても行かないといけないという動機をくれる、とても魅力的な一角があります。それは、市役所1階に併設されている宝塚料理店。ここには、一度行くと何度も行きたくなってしまうという、とても魅惑的なポイントが詰まっています。

宝塚料理店は、宝塚市庁舎1階にある、市役所の職員ではなくても利用することのできる食堂で、2020年秋、「cafe co.」 の森井 良幸さんのデザインで内装も新たにリニューアルオープンを果たしています。店内の壁面は、1980年、市庁舎が村野藤吾の設計で建てられた当初のものか、深い色合いのブルータイルが貼りめぐらされ、歴史を感じさせるレトロな雰囲気を醸し出しています。そこにリニューアルにともなって真新しい木のベンチやテーブルが配置されたことで、空間にさらに清潔感とモダンさがもたらされたようにも感じます。全面ガラス張りで解放感のある窓からは柔らかい光が差し込み、居心地のいい、ゆっくりと落ち着けるスペースになっています。

この日は、宝塚料理店と「パンネル」とのコラボ企画、 「宝塚モーニングプレート」をいただきました。

こちらのプレートは、「パンネル」の厚切リトースト、「宮崎・齊藤精肉店」 のととろ豚ロースハム、 新鮮ゆでたまご、 十種目サラダと自家製オリジナルドレッシング、おかわり自由のホットコーヒーという組み合わせ。
パンネルさんのトーストは、食べ応えのあるよく目の詰まったパンで、甘みもあり本当においしい。特に高さがあって弾力のある耳の部分は噛み応えも十分。果菜類もふんだんに入った栄養満点なサラダと一緒に、もぐもぐもぐもぐ。よく噛んで食べていると、朝の寝ぼけ気味だった頭もだんだんと回転し始めて、体の底から一日の活力が湧きあがってくるよう。トースト、ハム、たまごにサラダ、どれも主役級のおいしさと存在感のあるメニューは、ブランチにもなるほどにボリュームがあります。これでなんと600円という値段も、とてもうれしいポイント。

モーニングの時間から、お店はお昼の準備に忙しそうでした。特にお弁当類は種類も豊富。たくさんのランチボックスが積み重ねられていましたが、これがお昼過ぎにはほとんど無くなってしまうのかと思うと、宝塚料理店の人気の高さがうかがえます。また、店内では焼き菓子の販売もあるので、お弁当と一緒におやつの調達も可能。

痒い所に手が届くというのはこのことかという商品の布陣に、「今度来た時は、こっちを買ってみようか」と目移りに次ぐ目移り。こうしてまたまた、宝塚料理店に来る新たな動機が生まれてしまうのでした。
宝塚料理店さんでは、ホームページやInstagramで毎日のメニューをアップされています。ランチは出かける前にその日のメニューをチェックしてから行くのもおすすめです。

