朝晩の冷え込みも本格的になってきました。気がつけば秋も終盤に近づいています。もう終わってしまったかなと、慌てて秋の花・コスモスを見に出かけました。
一面のコスモス畑が見たくて、「武庫川髭の渡しコスモス園」を目指しました。宝塚から武庫川沿いの道を下り、武庫川新橋を越えて阪神自動車学院の前を通過。兵庫県動物愛護センターまでたどり着いてすぐその先を望むと、よかった。まだ間に合いました。優しい色の緑とピンクの絨毯が敷き詰められているような、見事なコスモス畑が河川敷一面に広がっているのが見えました。

かなり広い園の中を歩いてみると、ピンクや白のコスモスもあれば、あまり馴染みのない黄色いコスモスもあります。ピンクや白のコスモスは、葉が線のように細いけれど、黄色いコスモスの葉は、少し菊の葉のようにギザギザと広がった形をしています。


ともに満開の時期は少し過ぎてしまっていたようで、花の落ちてしまっている株もたくさんありましたが、まだまだその美しさを存分に楽しむことができました。
ここ、武庫川髭の渡しコスモス園は、平成15年に誕生して以来、阪神間の秋の花の名所としてすっかり定着し、毎年たくさんの方が見物に来られるそう。
尼崎市のホームページによると、「この場所は、かつて旧西国街道の武庫川の渡し場があり、近くにある茶屋の主人の顔にちなんで『髭の渡し』と呼ばれているところです。ゴミの不法投棄などで一時は荒れ果てていましたが、地域住民が中心となるボランティアグループ『髭の渡し花咲き会』のメンバーをはじめとする多くの方々の努力により、見事なコスモス園となる場所に生まれ変わりました。」とありました。
例年、8月下旬から9月上旬に約550万本分のコスモスの種をまき、その後も雑草抜きや肥料やりなどの管理が行われます。
開園期間中の臨時駐車場で集められる「協力金」は、武庫川髭の渡しコスモス園の運営費や維持費に充てられているそうです。

ボランティアグループの活動で、こんなにすばらしいコスモス園を毎年開いていただいているとは知りませんでした。そしてもうすぐ始まってから20年を数えようかというまでに、この活動が長く続いているということにもとても驚きました。
来年もぜひ、きれいなコスモスをたくさん咲かせてほしいと思います。また辺り一面に広がる美しい秋の風景を楽しみに、必ず訪れます。

